京都旅行二日の行程
- 金閣(鹿苑寺)
- 龍安寺
- (新撰組)
- 本能寺
- 昼食(四条):ラーメン
- 仁和寺
- 車で移動〜三重県四日市
- 夕食:大遠会館まぐろレストラン・定食
京都旅行 2-1:仁和寺での朝のお勤めと説法
仁和寺門跡
「門跡」 ”もんせき”または”もんぜき”とは、開祖の正式な後継者のことで京都には13の門跡寺院があります。
御室門跡と称して以来、 代々に渡り皇族や公家などが出家して寺主となった寺につく称号となり、皇族や貴族と係わりが深いことを示す用語となる。
真言宗御室派の総本山 仁和寺
平安時代、仁和4年(888)に宇多天皇が開き、出家後に御座所を置いたことから御室御所と呼ばれ、門跡寺院の筆頭として栄えた。
格式を今に伝える仁和寺御殿、優雅な雰囲気「金堂」(国宝)と「御影堂」(重文)、徳川家光が寄進した高さ約37mの「五重塔」(重文)、名勝に指定されている御室桜の林などがあり、世界遺産に登録されている。
金堂:朝のお勤めと説法
朝5時半に起床、昨日の疲れもなく眠い目をこすりながら支度して金堂へと向かう。
まだ二王門は閉まっている、真言宗特有の二王門から一直線上にのびている先の金堂まで、人気のない静まり返った早朝の境内を歩いて行く。今日も子供たちは初めての経験と体験の日が始まる。
御所の紫宸殿を移した優雅な金堂
二王門から中門を経てのびる参道の突き当たりに建つ本瓦葺・入母屋造の建物。
天正年間(1573〜92)に建てられた京都御所の紫宸殿を江戸初期の再興時に移したもので、優雅な蔀戸(しとみど)や飾り金具が往時の面影を留めている。
仁和寺での朝のお勤めとに子供たちは興味津々、初めて見る光景、戸惑いながらの仏前でのお焼香など、お寺というものにに何を感じただろうか。
説法に耳を傾け聞いている表情は真剣だ。
今日のテーマはお焼香について。私たちは知らないことばかりで子供たち同様もっと学習しなければならないと思い、日常を過ごすのに恥じない知識をみんなで習得して行こうと思う。
早朝の仁和寺境内を散策
御室桜
中門(重文)をくぐった左手に、200本余りが肩を並べるように茂っている。
高さ3mほどと背が低く、根元から枝分かれしているのが特徴。
遅咲きの桜として知られ、例年4月15〜20日あたりが見頃。
食後荷物を車に運んで清算、チェックアウト後の車の駐車を聞くと、”夕方までいいですよ”の返答に安心と感謝です。
京都旅行 2-2:金閣(鹿苑寺)
金閣(鹿苑寺)
金閣寺の正式名称は「鹿苑寺 金閣(舎利殿)」
1397年、室町幕府三代将軍足利義満により建造。
1929年、国宝に指定されたが、1950年に放火により焼失、国宝指定が解除
1955年、再建
1994年、他の京都の社寺とともに世界遺産に認定。
食後荷物を車に運んで清算、休む間もなく貸し切りタクシーで金閣へと向かう。
ガイドしてくれる運転手さんは、京都で混む寺院は清水、金閣、二条城の3ヵ所が特に込み合うので今日の予定は最初に金閣から、という事でした。
外国人の観光客がとても多い、8割方外国人だそうだ。
金閣は、三層からなっています。
- 初層は藤原時代の寝殿造風。池に浮かべた船が着けるようになっている。
- 二層は鎌倉時代の武家造風。岩屋観音と四天王を安置。
- 三層は禅宗の仏殿風。仏舎利を安置している。
金箔は、二層、三層のみ。内部は非公開。
龍門の滝
2mぐらいの小さな滝。鯉が登ると龍になるという中国の故事にちなんで作られたもので、滝の下には、鯉にみたてた鯉魚石が置かれています。
まだ10時前、観光バスがずいぶんと並び始めた。来た時は1〜2台くらいだったと思う。
京都旅行 2-3:龍安寺
世界遺産の禅刹に残るシンプルな石庭
三方を油土塀に囲まれた方丈南側の枯山水庭園。白砂を敷き詰め、15個の石を7・5・3に並べているが、どこから見ても14個しか見えないというので名高い。
徳大寺家の別荘を譲り受けた管領細川勝元が宝徳2年(1450)に創建した。
鏡容池(きょうようち)ほとりの参道を進んだ境内奥の高みに、方丈・庫裏・仏殿などが建っている。
境内には桜・ユキヤナギ・シャクナゲ・ツツジ・藤・アジサイ・スイレン・萩・サ、ザンカなどが次々と咲き、花の寺として
も親しまれている。
元々は台所だった場所。
この位置だと15の石を見ることが出来る。
実際は反則だけど確認できた。
どこから庭を眺めても絵になるところが醍醐味です。
蹲踞(つくばい)
方丈北側の苔庭には、「吾唯知足」と刻まれた水戸光圀寄進の銭形の蹲踞(複製)
秀吉が朝鮮から持ち帰らせたと伝わる侘助椿の古木。
楓にタネがついている。
京都旅行 2-4:壬生寺(みぶでら)
壬生寺・新撰組の墓所
「二拝二拍手一拝」(二礼二拍手一礼)
神社参拝の仕方を教わっていた。
水掛け地蔵
別名「一言地蔵」とも言って、水をかけて祈ると願い事が叶うと言われています。
京都旅行 2-5:本能寺
昼食:人気店の魁力屋でラーメン
京都旅行 2-6:仁和寺
京都で最後の拝観は仁和寺。
仁和寺御殿
二王門(重文)を入った左手に大正再建の白書院・宸殿・黒書院・霊明殿が並
んでいる。
四季の松を描いた白書院の福永晴帆筆の襖絵、京の四季を描いた宸殿の原在泉筆の襖絵、黒書院を飾る堂本印象の襖絵が有名。
宸殿の南北に広がる白砂と池泉の庭も美しい。
午後2時半過ぎに御室会館駐車場、3時前に仁和寺を出発し三重県四日市に向かう。
京都〜三重県四日市に移動、夕食は大遠会館まぐろレストラン
京都から嵐山方面を車窓から観賞してから高速道路を利用して三重県四日市へ。
夕立が降りそうな空模様、少し観光でもしていこうと思ったがそのまま一周して名古屋方面へ向かう。
2時間弱、多少の渋滞はあったけれど6時前に大遠会館まぐろレストランへ到着。
今日の夕食は刺身定食とビール、いくら海鮮、刺身が苦手な子には海老フライ定食。
翌日のナガシマスパーランドへ行くために四日市市内のビジネスホテルで宿泊。
子供たちの初めての京都(二日目)仁和寺‐金閣〜本能寺関連ページ
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