登ってみたい山/トレッキング・登山計画file

群馬県:赤城山

黒檜山  標高1828m
関東平野に大きく裾野を延ばした赤城山は、榛名山、妙義山と共に上毛三山に数えられる群馬県の名峰、その姿はどの角度から見ても美しい。。山頂部には、火口原湖の大沼や、小湿原の覚満淵があり瑞々しい風景を描いている。
頭頂部は地蔵岳を囲むように、長九郎山、荒山、鈴ケ岳などの外輪山がそびえ立っている。赤城山とはこれらの総称で、山域の盟主となるのが最高峰の黒檜山だ。


赤城山:駒ヶ岳、黒檜山の登山

大沼(おの)から最高峰の黒檜山(くろびさん)へと登る。その登りは標高差にしてわずか500m足らずで、日帰りの山としては小ぶりなサイズといってよい。ビギナーにはもちろん、ビギナーを連れていくなら、赤城山のような山が好ましい。
小ぶりの山なのに土台が大きいので登高感が素晴らしいからだ。それに、赤城大洞(だいどう)から黒檜山に登り駒ケ岳を経て赤城公園ビジターセンターに下るルートは、登り・稜線歩き・下りという山歩きの3つの要素がきちんと組み合わさっている。さらに、角度にして約30度の坂道が続く。これは日本の山の標準的な登山道の傾斜だ。

 

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7:00時 駒ヶ岳登山口駐車場
駒ヶ岳登山口駐車場からすぐ先、カーブ手前に駒ヶ岳・黒檜山・登山口がある。

群馬県:赤城山 群馬県:赤城山 登山口を入るとしばらくは樹林の中、急登と手すりのついた鉄の階段待ち受けている。いきなりなので足にきいてくる。
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8:00時 
鉄階段を上がり樹林帯を抜けると広い稜線に出る。その場所ににベンチもあり休憩出来る。一汗どころじゃないタオルが絞れるほど。大量に噴出した汗を拭きしばし休憩をとる。

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群馬県:赤城山 群馬県:赤城山 8:20 駒ケ岳山頂
群馬県:赤城山 群馬県:赤城山 駒ケ岳山頂からいったん鞍部に下ると草原の鞍部大ダルミ、気分のよい稜線歩きが続く。
群馬県:赤城山 群馬県:赤城山 大ダルミから再び登り返すと黒檜山だ。見上げると黒檜山が大きい。山頂までだいぶ距離があるのが見えるので、登りきるのは苦痛だろな、と考えてしまう。
群馬県:赤城山 群馬県:赤城山 黒檜山に登る道はかなり急である。丸太の階段になっているが土がえぐれて歩きにくい。ここを登りに使うのはかなりきついだろう。
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9:20 黒檜山山頂
山頂東端の御黒檀大神のすぐ先が黒檜山山頂。こちらの登山者もアブのしつこさにいら立ちながらの登頂だったようだ。夏の時期は防虫スプレーを持参したほうがよい。

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三角点のある山頂は南北に細長く、展望は秀逸だ。上越国境の山々、日光、浅間、奥秩父の山が望める。
この時期はアフが多いのかしつこくつきまとうので休憩も眺望もあきらめ早々に下山することにする。

群馬県:黒檜山 群馬県:黒檜山 展望を楽しんだら先ほどの分岐まで戻り、右に折れ下りとなる。
群馬県:黒檜山 群馬県:黒檜山 樹林と笹原の中を下る。ロープを伝っての登りなどもあり、大なり小なりジグザグが切られているので、意外に苦労する。
群馬県:黒檜山 群馬県:黒檜山 樹木の切れ間から、大沼や地蔵岳方向の展望が得られる。
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群馬県:黒檜山 群馬県:黒檜山 一直線に下るような感じなので大沼の景色がどんどん近づいてくる。わりと早い時間で下山出来る。
群馬県:黒檜山 群馬県:黒檜山  
群馬県:黒檜山 群馬県:黒檜山 10:50 黒檜山登山口
群馬県:赤城山 群馬県:赤城山 黒檜山登山口に出てなだらかな下りの車道を赤城の景色を観ながら駐車場まで戻る。
群馬県:赤城山 群馬県:赤城山 11:10 駒ヶ岳登山口駐車場


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