岩手山 2038m 日帰り 一般的な登山適期は初夏から秋までで、10月初旬には初冠雪を見る。
お鉢をぐるりとまわってみよう
いわゆる「岩手山山頂」とは、お鉢の北西部にある薬師岳のこと。反対側の南西部には岩手山神社奥宮があります。山頂からは眼下にはカルデラ地形と御苗代湖、鬼ガ城の稜線などが見え、遠くには東北北部の山々の眺望が広がります。避難小屋に泊まり、翌朝、日の出(御来光)を見に頂上へ登ってみるのもおすすめ。
早池峰 1917m 日帰り 蛇紋岩(じゃもんがん)の山である早池峰は、氷河時代の植生をよく残しているといえる。
ヨーロッパのエーデルワイスに近いハヤチネウスユキソウを固有種として残しているのも、その証ということができる。
早池峰は古い地質の隆起準平原である北上山地に、蛇紋岩の岩山として残された残丘であるという。
蛇紋岩は水を吸収して膨張したり、割れ口がしっとりと滑らかだったりと、かなり個性的で、硬質で浸食されにくいために岩山として残ることが多い。